1日午前、宮城県亘理町で酒を飲んで自転車を運転したとして50代の男が現行犯逮捕されました。自転車の酒気帯び運転での逮捕は、宮城県で初めてだということです。

 酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは亘理町吉田の造園業、齋藤健容疑者(53)です。

 警察によりますと1日午前11時20分ごろ、コンビニエンスストアで「迷惑行為があった」と通報を受けた警察が近くを自転車で走行する不審な男を見つけました。

 男から酒の匂いがしたため呼気検査をしたところ、基準値を超えるアルコールが検出され、現行犯逮捕しました。

 警察の調べに対し、齋藤容疑者は容疑を認めているということです。

 警察は、男と迷惑行為の人物が同一かも含め調べを進めています。

 自転車の酒気帯び運転は、2024年11月に施行された改正道路交通法で新たに罰則の対象となり、宮城県では初めての逮捕者だということです。