JR東日本の新しいサービス、ご当地Suicaが2027年春、全国に先駆けて宮城県で導入されることになりました。
12日に県庁で連携協定の締結式があり、村井知事とJR東日本の高岡崇東北本部長が協定書を交わしました。
ご当地SuicaはJR東日本が全国での導入を目指す新しいサービスで、2027年春に全国に先駆けて宮城県で運用が始まることになりました。
宮城県では県のデジタル身分証アプリ、ポケットサインが普及していますが、ご当地Suicaもマイナンバーカードとの連携によって、様々なサービスを提供する点が共通しています。
2027年春からは2つが連携し、ご当地Suicaのアプリをダウンロードすると、ポケットサインの機能も使えるようになります。
例えば自治体への各種申請をオンライン上で済ませられるポケットサインの機能はそのままに。そのうえで、居住地や年齢ごとに異なる公共交通の割引が適正に受けられたり、列車が遅れた場合に遅れを加味したリアルタイムの経路検索ができたりと、新たなサービスを受けられるようになります。
県ではこの連携を関係人口の創出につなげたいとしていて、今後更に具体的な活用方法を検討していきます。