6日、秋篠宮ご夫妻の長男・悠仁さまが19歳の誕生日を迎えられました。悠仁さまは朝から、男性皇族が成年を迎えたことを示す「成年式」に臨まれました。

■悠仁さま 40年ぶり「成年式」に

悠仁さま 「(Q.本日は誠におめでとうごさいます)ありがとうございます」 「(Q.無事、終えられた思い、今後の抱負は?)まず成年式を滞りなく終えることができ、安堵(あんど)しております」

 40年ぶりの儀式に臨まれた悠仁さま。男性皇族が成人した際に行われる成年式です。

 皇居前には、お祝いをしようと多くの人が駆け付けていました。

 参道からの声に、悠仁さまはわざわざ座席を変え、手を振って応えておられました。

 皇室に秋篠宮様さま以来の男児として誕生された悠仁さま。

悠仁さま 「ありがとうございます」

 入学などの晴れの日には、いつも両親の秋篠宮ご夫妻がそばにおられました。父親に立ち位置を教える中学生。

悠仁さま 「これから充実した中学校生活を送りたいと思います」 「緊張しております」

 成年として初めて臨まれた会見では、やや緊張していた悠仁さま。

 そして今月6日に誕生日を迎えられ、19歳になりました。去年9月に成人されていましたが、大学受験を控えており、今年、執り行われました。

悠仁さま 「誠にありがとうございます」

 家族に見送られ、成年用の冠を身に着ける「加冠の儀」に臨まれました。

 40年前に秋篠宮さまが被られた未成年用の冠「空頂黒さく」。手直しをしたうえで受け継がれています。

 そして同じ手順で静寂の中、成年用の冠が被せられました。

 他にも成年用の装束として、小物の檜扇も同じものが受け継がれていました。

悠仁さま 「成年皇族としての責務の重さを自覚し、さらに勉学にいそしむとともに経験を積み、これまで賜りました御恩にお報い申し上げたく存じます」

天皇陛下 「成年式をあげられたことを心からお祝いします。これからは学業に励まれるとともに皇族としての務めを立派に果たされると願っております」

悠仁さま 「これまで見守ってきてくれた家族をはじめとするお世話になった方々に、深く感謝申し上げます。これから成年皇族としての自覚を持ち、皇室の一員としての役割をしっかりと果たしていきたいと思っております。ありがとうございました」