日本列島を横断した台風15号の影響で、静岡県では突風が発生しました。牧之原市では現在もおよそ1万戸近くが停電しています。
(林輝彦アナウンサー報告) 突風の被害が最も大きかった地域に来ています。電線が垂れ下がっています。そして、電柱は根元から折れていて、切断する作業が行われていました。また、朝から続く作業で新たな電柱が設置されました。
牧之原市によりますと、市内ではおよそ9500戸が停電しているということです。現地では作業が続けられていますが、復旧の見通しは立っていません。
近隣住民の男性に話を聞いたところ、5日は家族を市外の妻の実家に帰し、自身は停電した自宅に1人で過ごしたといいます。5日は水風呂に入り、夜はエアコンをつけずに就寝。6日は暑いので実家で過ごすことも考えているということでした。
6日の牧之原市は5日とは打って変わって青空が広がり、厳しい暑さでした。
被災した人たちは暑さとも闘いながらの片付け作業を余儀なくされていて、一日も早い電力の復旧が望まれます。