スマートスポーツパーク構想が主な争点となった宮城県の大郷町長選挙で、現職を破り初当選した石川良彦町長が8日に初登庁しました。
8月に投開票が行われた大郷町長選挙は、粕川地区にサッカー場12面などを整備するスマートスポーツパーク構想が主な争点で、構想の見直しを訴えた新人で前議長の石川良彦氏が初当選しました。
石川町長は8日、職員や支持者が見守る中初登庁しました。
就任式で石川町長は約50人の幹部職員を前に「自ら考え、自ら行動してほしい」とあいさつしたうえで次のように話しました。
石川良彦大郷町長「時代に即した対応をしていかなければならない。事務事業を精査しながらより効率的に、町にとっても町民にとっても効果的な施策をしていかなければならない」
そしてスマートスポーツパーク構想については、見直しへの意志を改めて示しました。
石川良彦大郷町長「事業主ときちっと話をして、精査をしていくということで企業さんの考えをまず聞かないとスタートできないかなと思う」
石川町長の任期は、7日から始まり4年間です。町長として初の議会は、12日に開会します。