去年3月までの1年間で虐待を受けて死亡した子どもは65人で、無理心中を除いた約7割が0歳児だったことがこども家庭庁の調査で分かりました。
こども家庭庁によりますと、去年3月までの1年間で虐待によって死亡した子どもは65人でした。
無理心中を除くと48人となり、このうち0歳児が33人で約7割を占め、割合としては過去最多となっています。
また、0歳児の虐待死のうち生まれて24時間以内に死亡した子が約半数を占めました。
こども家庭庁は「予期せぬ妊娠により追い詰められて虐待に至るケースがある」としたうえで、「年度内にも各地の相談窓口を一元的に整理した情報サイトを立ち上げて、母親が確実に関係機関につながる環境作りに取り組む」としています。