東日本大震災からの復興に尽力してきた宮城県南三陸町の佐藤仁町長が、10月に告示される町長選挙に立候補せず引退することが分かりました。
佐藤南三陸町長「もう復興事業が終わったもの。もうひと段落です。私に与えられた使命はこれで果たしたなと思います」
佐藤町長はkhbの取材に対し、震災からの復興にめどがついたことが引退の理由と述べました。
佐藤町長は2002年に旧志津川町長選挙で初当選し、旧歌津町との合併に伴う2005年の南三陸町長選挙に当選し現在5期目です。
震災では、町の防災対策庁舎で津波にのまれながらも九死に一生を得て、その後町の復興に力を尽くしてきました。