スペインで国際的な自転車レースがデモ隊にコースを占拠され、ゴール間近で中止に追い込まれました。
スペインのマドリードで14日、自転車ロードレース「ブエルタ・ア・エスパーニャ」の最終日に、パレスチナを支持するデモ隊10万人以上がコース沿いに集まりました。
デモ隊はレースに参加していたイスラエルのチームに抗議していて、一部は暴徒化し、設置された柵を壊してコース内になだれ込みました。
さらに警察と衝突するなどし、20人以上がけがをし2人が拘束されました。
主催者は選手の安全を守るため、ゴールまで60キロの地点でレースを中止しました。
このレースはマドリードがゴールで3週間にわたって4カ国で開かれました。
先週もパレスチナを支持するデモ隊がコースを占拠し、選手が転倒する事故が発生していました。
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