イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザの中心都市、ガザ市を制圧するため地上侵攻を開始したと、アメリカのニュースサイト「アクシオス」が報じました。

 「アクシオス」によりますと、イスラエル軍が15日の夕方にガザ市への大規模な空爆を実施し、その後、地上侵攻を開始したということです。

 イスラエルの当局者は、ネタニヤフ政権がイスラム組織ハマスの壊滅を目的としていると主張したとしています。

 この地上侵攻に関してイスラエルを訪問していたルビオ国務長官はトランプ政権は支持をするが、迅速な実施と早期終結を求めたということです。

 ガザ市には70万人ほどがとどまっていると推定されています。

 ハマスが拘束する人質をガザ市の地上に移動させているとの指摘もあり、人質の家族らからは、政府への非難の声も上がっています。