マダニが媒介する感染症「SFTS」について、新たに3人の感染が確認され、過去最多を更新しました。
JIHS=国立健康危機管理研究機構によりますと、「SFTS」=「重症熱性血小板減少症候群」は、全国で新たに3人の感染が確認されました。
今年のこれまでの患者数は152人となり、年間の患者数の過去最多人数を更新しています。
春から秋にかけてマダニは活動が活発となり、刺される危険性も高まるため、厚労省は注意を呼び掛けています。
また、今月7日までの1週間で全国の医療機関から報告された「伝染性紅斑」、いわゆる「リンゴ病」の患者数は1医療機関あたり「1.84人」となりました。
前の週から減少したものの、過去10年の同じ時期と比べて最も多くなっています。