宮城県の学生がIT企業の社員から学んだ知識を元にサイバー攻撃を想定したセキュリティーシステムを構築し、その成果を発表しました。

 発表会は、宮城野区に本社を置くソフトウェア開発会社テクノ・マインドが企画しました。

 テクノ・マインドは、10日から東北大学や高等専門学校の学生を対象に社員のシステムエンジニアらが講師となってセキュリティーに関する3日間の講座を開催しました。

 実際に会社のセキュリティーに使われるシステムを使って演習したということです。

 最終日には、学生が実際のサイバー攻撃を想定した防御システムの構築と効果を検証した結果を発表しました。

 テクノ・マインドDCサービス部高橋春信部長「裏側にはサイバーセキュリティーを担保して守っているというところを理解してですね、持ち帰ってもらえばなと考えてます」

 テクノ・マインドは技術の発展を支えるIT人材を育てようと、毎年こうした講座を開催しています。