東北大学から生まれた革新的な蓄電池の開発を進める企業がビジネスコンテストの世界大会の決勝に進むことになり、村井宮城県知事を表敬訪問しました。

 宮城県庁を訪れたのは、東北大学発のスタートアップ企業で2019年創業のAZUL Energyです。

 東北大学が発見したアジュールという新しい触媒を使って、従来より安価で反応速度が速い蓄電池の開発を進めていて、大量の電力消費が課題となっているAIのデータ処理施設での活用が期待されています。

 このアイデアが評価され、8月に世界最大級のスタートアップ企業のビジネスコンテストの東北予選で優勝し、9月にアメリカで開催される決勝大会に出場します。

 村井知事「頑張ってください。期待しています」

 AZUL Energy伊藤晃寿社長「素材の力で世の中にインパクトを与えられるところをアピールする、ちょうど良いチャンスをいただけたと思っておりますので、東北で生み出された技術を世界にアピールできるように頑張りたいなと考えています」