秋の交通安全運動が21日から全国一斉に始まるのを前に、宮城県警察本部で出発式が行われました。

 出発式には取り締まりに当たる白バイ隊員や交通安全協会の会員らおよそ300人が参加しました。

 2025年の運動では、「ながら運転」による事故の根絶や自転車のヘルメット着用などが重点項目となっています。

 2024年に県内で発生した交通死亡事故は47件で、6割が高齢者による事故だということです。

 また「ながらスマホ」による重傷事故も増加していて、県内では2024年、過去最多となる7件発生しています。

 県警交通企画課沖興一課長補佐「交通死亡事故件数は秋から年末にかけて増加する傾向にあります。運転する方も歩行者も安全確認を徹底してください」

 秋の交通安全運動は、21日から30日までです。