仙台国税局の前の局長が、複数の部下にパワーハラスメントをしたとして、減給の懲戒処分を受けました。

 国税庁・漆畑有浩人事課長「この度は本当に申し訳ございませんでした」

 減給処分を受けたのは、仙台国税局の前局長・馬場健氏です。

 国税庁によりますと、馬場氏は、仙台国税局長だった2025年7月、複数の部下に、「俺が話している時にしゃべるな」「何で俺の意図をくんで仕事ができないんだ」などと発言し、パワーハラスメントをしていました。

 馬場氏は、2025年7月に着任しましたが、約3週間後に長官官房付となり、事実上の更迭とみられていました。

 国税庁は「国民の信頼を損なうものであり、深くお詫びいたします。再発防止を図ってまいります」とコメントしています。