石破総理大臣の辞任表明を受けた自民党の総裁選挙が告示され、宮城県でも党員や党友に投票用紙が発送されました。
石破総裁の後任を決める自民党総裁選挙は22日に告示され、小林鷹之元経済安保担当大臣、茂木敏充前幹事長、林芳正官房長官、高市早苗前経済安保担当大臣、小泉進次郎農水大臣の5人が立候補しました。
告示を受けて自民党宮城県連は22日午前、宮城県の党員や党友計1万339人に投票用紙となる往復はがきを発送しました。
自民党総裁選挙は国会議員1人1票の国会議員票295票と、全国の党員や党友の投票で決まる党員票295票の計590票で争われます。
党員や党友の投票は来月3日に締め切られ、得票数に応じてドント方式で候補者に配分されます。
自民党宮城県連飯岡智副会長「有権者の1票が日本の方向を変えるかもしれない。ですからしっかりと色々な情報を集めて判断して投票していただきたい。自分たちの主張と考え方を反映できる候補者を選んでいただければ」
党員や党友の投票は国会議員の投票が行われる10月4日に開票され、新しい自民党総裁が誕生する見通しです。
自民党総裁選挙の仕組みです。国会議員1人1票の国会議員票295票と、全国約91万人の自民党の党員党友の投票をいわゆるドント式で比例配分する党員票295票の計590票で争われます。
22日は、党員票を投じる党員党友に投票用紙を発送しました。
10月4日の投開票で得票が過半数を上回る候補者がいなかった場合は、上位2人による決選投票が行われます。
決選投票は国会議員票295票に加え、各都道府県連に1票ずつ割り振られる都道府県連票47票の合わせて342票で争われます。宮城県連も1票です。
この1票がどちらの候補者に投じられるのかといいますと、22日に発送された投票用紙、この党員投票で得票数が多かった方の候補者が、その都道府県の票を自動的に獲得するという仕組みになっています。