9日告示の宮城県知事選挙に、無所属新人で立候補を表明していた出版社社員の武藤心平氏が出馬を取りやめることを明らかにしました。

 武藤氏は6日午前、自身のSNSを更新し「熟慮を重ねた結果今回は出馬せず、別の形で皆様と共に歩む決断をいたしました」と投稿しました。

 更にkhbの取材に対し、7陣営が名乗りを上げた県知事選挙について、候補者乱立で混乱し県民の声が分散するよりも希望の芽を育て閉塞感を打ち破る土台作りが先決と、出馬見送りの理由を話しました。

 武藤氏は7日午前、県の選挙管理委員会に立候補辞退の意向を伝えたということです。 なお、県知事選挙には現職と新人5人の、計6人が立候補を表明しています。