宮城県のインフルエンザ患者数は、前の週より2倍以上増加していて注意が必要です。必要な対策を医師に聞きました。
JR仙台駅にあり通勤客などが利用するクリニックの目崎亨医師は、インフルエンザの本格的な流行はまだ先としつつも、感染拡大が例年と比べ早まる可能性を指摘します。
スマートクリニック目崎亨院長「前年を見ると大体11月後半から12月にぐっと、年末年始に増えた印象なんですが、まだ立ち上がりがはっきりしないですが、前年みたいにだらだらときて、ある瞬間からぐっと増えていくんじゃないかと思います。このままいくと、ちょっと早めの流行かなって印象があります」
コロナの感染が落ち着きマスクを着ける人が減少したことで、インフルエンザの感染拡大のペースが早まることも考えられると言います。
目崎医師は、本格的に流行する前のワクチン接種が有効だと話します。
インタスマートクリニック目崎亨院長「ワクチンも当院はもう始めて、前年に比べると随分ワクチン希望者の数が今の段階でも多くなってますね」
目崎医師は手洗いや換気といった基本的な感染対策を講じ、感染拡大を防いでほしいと話しています。