宮城県大崎市で300年以上前から栽培され、幻のサトイモと呼ばれる上伊場野里芋の収穫が最盛期を迎えています。

 大崎市三本木の生産者、福田翔太さんは広さ40アールの畑で上伊場野里芋を栽培しています。

 上伊場野里芋は、他の地域で作るとねっとりとした食感のサトイモに育たないため生産量が少なく、市場に出回ることがほとんどないことから幻のサトイモと呼ばれています。 猛暑の影響が心配されましたが、品質は良く前年より1.5トン多い4トンの出荷を見込んでいます。

 福田翔太さん「オリーブオイルや洋食、中国料理に合うので色々な料理を試して秋の味を味わってもらえたら」

 収穫は、11月いっぱい行われます。