宮城県岩沼市の中学校で、生徒たちが旬の味覚はらこめし作りを学びました。自分たちでサケをさばいて作ったふるさとの味は、格別だったようです。

 はらこめし作りを学んだのは、岩沼中学校の3年生35人です。

 はじめにサケのさばき方を見学した生徒たちは、手ほどきを受けながらサケをはらこめしサイズに切っていきました。

 この後、地域のお母さんたちと一緒に自分たちで切ったサケと、イクラをふんだんに使ったはらこめしを作りました。

 食育コーディネーター三品美智子さん「不飽和脂肪酸も多いし、ビタミン類カルシウムなども豊富に含まれている栄養価の高い魚です」

 更に生徒たちは、食育コーディネーターからサケはDHAなどの成分が豊富で、成長期の中学生に必要な栄養価の高い食材であることなども学びました。

 そして完成したはらこめし。最後に全員で試食して旬の味覚を味わっていました。

 生徒「めっちゃうまいです」「お家でも食べるんですけど、お家よりも魚の味がしみ込んでいておいしいなと思います」

 岩沼中学校では、こうした体験を通して地域の食文化の継承につなげていきたいと話していました。