宮城県各地で新年を迎える準備が進んでいます。岩沼市の竹駒神社では1年の汚れを落とす、すす払いが行われました。

 一段と冷え込んだ4日朝、岩沼市の竹駒神社では神職や巫女15人ほどが長さ5メートルの竹に笹を結び付けたほうきで社殿の天井や梁のほこりを落としていきました。

 参拝客の願いを神に伝えるとされる白狐も、巫女が布で拭き清めました。

 竹駒神社平澤紀穂権禰宜「午年ということで、力強く駆け抜ける馬のように活気のある年、飛躍の年となればと思っております」

 馬にゆかりがある竹駒神社では、午年の来2026はご縁年に当たり、正月三が日の参拝客は、例年よりやや多い45万人を見込んでいます。

 こちらは一足早く、お正月気分です。

 名取市のふたば幼稚園で開催されたのは、杵と臼でつく伝統的な餅つき大会。

 おじいちゃんおばあちゃんとの触れ合いの場になればと毎年開催されていて、約650人が集まりました。

 園児たちも手伝ってもらいながら杵を持ち、狙いを定めて餅をつきました。

 餅つきの後は教室に戻り、用意されたきな粉餅と納豆餅の2種類をみんなで頬張りました。

 園児「おいしかった。もちもちしてるところ。ぺったんこってやるところが楽しかった」「5個、6個ぐらい食べた」

 高齢者「おいしくいただきました。もう子どもたちと食べるのは何よりですね」「すごくうれしいし、楽しみにしておりましたのでこれからも続けていってほしいと思います」