杜の都の新たな冬の風物詩、仙台クリスマスマーケットがいよいよ5日に開幕します。マイ幕前日の4日には、関係者向けの内覧会が開催されました。

 仙台クリスマスマーケットの会場となる、青葉区の錦町公園で開催された内覧会では、担当者が見どころを紹介しました。

 その1つが会場正面に設置されたシンボルツリーです。台座を含めた高さは6メートルで、クリスマスカラーの赤や金色のオーナメントが彩ります。内覧会ではシンボルツリーの試験点灯も行われました。

 注目の新スポット、アイランドキッチンは360度どの方向からも注文でき、ホットチョコレートやグリューワイン、クラムチャウダーなどのメニューを提供します。

 4日の試飲会では、参加者がホットチョコレートやホットワインを飲んで冷えた体を温めていました。

 このほか高さ約30メートルのビッグツリーや、SNS映えする写真を撮影できるフォトスポットなど、クリスマスの雰囲気を存分に楽しむことができます。

 仙台クリスマスマーケットは、5日から25日までの開催です。入場は無料ですが混雑が予想される週末などの特定日には、特製マグカップ付きの運営協力金が必要です。

 そして5日には、40回目を迎えるSENDAI光のページェントも開幕します。

 前年は資金難から会場を一部縮小しましたが、仙台三越前から約500メートルにわたり、例年通りの規模で開催されます。

 2日の試験点灯では、定禅寺通のケヤキ127本に飾られた48万個の明かりが優しく街を彩っていました。

 SENDAI光のページェントは、5日から28日まで開催されます。前年より4日長く、実行委員会では250万人の人出を見込んでいます。