アメリカのグラス駐日大使が都内で講演し、中国に警戒感を示したうえで、「尖閣諸島を含めてアメリカは日本の防衛に責任を持って関わる」と発言しました。
アメリカのジョージ・グラス駐日大使は20日、都内の講演会で登壇し、着任からの約半年を振り返りながら「トランプ大統領の日米同盟に対する信頼は絶対的だ」と述べました。
一方で中国、北朝鮮、ロシアを名指しし「不確定要素のリスクがないわけではない」と言及しました。
そのうえで、安全保障を巡って「尖閣諸島を含めてアメリカは日本の防衛に責任を持って関わる」と述べました。
また、先月に北京で実施されたパレードについては「『動乱の枢軸』の招待客が参加したことで、軍事・経済・技術の面で中国が支配を決意していることが明らかになった」と指摘しています。