クリスマスや年末年始で人出が増えるのを前に、商業施設などで無差別に人が襲われる事件を想定した訓練を東京消防庁と警視庁が合同で行いました。
訓練は、東京・日本橋のビルで刃物を持った男が暴れ、建物内に火を付けた想定で行われました。
ビルで働く従業員など60人以上が参加し、さすまたなどを使って犯人を制圧する手順や避難経路などを確認しました。
また、複数人がけがをしたことを想定し、大規模災害などの現場で救護所の役割を果たす大型救急車「スーパーアンビュランス」を使った救命訓練も行われました。
東京消防庁などはあらゆる事態を想定して、各団体との連携を強化したいとしています。