カンボジアの特殊詐欺事件の拠点には他のアジアの国のグループを含め1000人余りがいたとみられることが分かりました。
この事件を巡っては、8月にカンボジアから移送された19歳から52歳の男女29人が、21日までに組織的犯罪処罰法違反の疑いで再逮捕されました。
警察によりますと、29人は今年5月、愛知県に住む女性(61)に警察官などをかたる電話を掛け、現金合わせて200万円をだまし取った疑いが持たれています。
その後の取材で、カンボジアの拠点では中国などアジアの国の詐欺グループも多数活動していて、拠点内にはおよそ1000人がいたとみられることが分かりました。
警察は組織の実態解明を進めています。