紅葉の名所、宮城県大崎市の鳴子峡では秋の深まりと共に木々が色づき始めています。
高さ約100メートルに及ぶ鳴子峡の大渓谷は、宮城県有数の紅葉のスポットです。
カエデやブナなど広葉樹の葉が赤や黄色に染まり、渓谷や山肌を彩り始めています。
10月に入ってからの寒暖差で色づきも順調に進み、来週には見頃を迎えるということです。
24日も多くの観光客が訪れ、川と紅葉が織りなす秋の景色を楽しんでいました。
観光客「けっこうカラフルで黄色とか赤とか色々な色が混ざっている所が珍しいんじゃないかと思いますね」
こうした中、クマの出没が相次いでいることからレストハウスのポスターや防災スピーカーで注意を呼び掛けています。
観光客「鈴を7個位ぶら下げて山に行こうと思って、鳴らして行こうかと用意してきました」
オニコウベ西條勲取締役「熊鈴を付けたり皆んなでワイワイガヤガヤにぎやかに話しながら歩いていただいたりとか、クマを寄せ付けないような注意をしていただければなと思っております」
鳴子峡の紅葉は、11月上旬まで楽しめるということです。