国内最大級の産業別労働組合である「UAゼンセン」は来年の春闘で正社員で6%、パート従業員で7%の賃上げを目指す案を発表しました。
UAゼンセンは製造業や流通など190万人を超える組合員が加入しています。
来年の春闘では正社員で6%、パートで7%の賃上げ案を提示する方針です。
連合が示す5%以上の賃上げを4年連続で上回ります。
企業内最低賃金の引き上げにも注力し、2029年までに時給1500円を実現するように取り組むとしました。
永島会長は高市総理大臣の所信表明演説に触れ、「継続的に賃上げできる環境を整える」とする意志を歓迎する一方、労働時間の規制を緩和する案には「看過できない」として懸念を示しました。