仙台市の青葉山エリアで、電気自動車バスによる自動運転の実証実験が行われています。新たなルートも追加し、安全性や課題を検証します。
仙台市は、路線バスの運転士不足への対応や観光地のアクセス向上を目指して2023年から青葉山エリアで電気自動車による自動運転バスの実証実験を行っています。
2025年度からは、新たに青葉区の錦ケ丘エリアや太白区の秋保エリアなども対象となっています。
青葉山エリアの2025年度の実証実験は9日から行われていて、仙台市地下鉄東西線の国際センター駅から仙臺緑彩館、仙台城跡へのルートに加えて新たに東北大学青葉山キャンパスを停留所として設定し、約5キロを運行します。
非常時に備えて走行中は運転手が乗車しますが、ブレーキやハンドル操作などは自動で行われます。
仙台市プロジェクト推進課須藤駿斗課長「青葉山エリアは技術的に急な坂や急カーブがあるルートですので、しっかりと自動運転システムで走破できるかといったところを検証するところでございます」
青葉山エリアでの実証実験は10日と、14日から16日にも実施され、誰でも無料で乗車できます。
乗客に乗り心地や安全性などについてアンケートを実施するということです。