11月11日は、直立する姿が数字の1に似ていることからチンアナゴの日です。仙台うみの杜水族館では、その貴重な姿を楽しめるイベントが開催されました。

 砂の中からひょっこり顔を出す姿が愛らしいチンアナゴは体長35センチほどで、日本では小笠原諸島や沖縄県などに分布しています。

 仙台うみの杜水族館で11月11日午前11時11分から開催された特別バックヤードツアーは、定員も11人と11にこだわった人気イベントです。

 参加者は餌となる小さなプランクトンを見たり、普段は砂の中に隠れていてなかなか見ることができない全身を観察したりしていました。

 さらに、チンアナゴがしっぽから体をくねらせて砂の中に戻る貴重な様子も。

 子ども「可愛かった」母親「主張し過ぎず距離を取りつつ、人間のようにうまく共生しているところがいつも見習わなきゃねと思ってそこが素敵」

 この展示は、16日までです。

 仙台うみの杜水族館飼育担当角張博聡さん「期間限定になりますが、是非チンアナゴの砂の中の謎の部分を見ていただければと思います」