宮城県2つの酒蔵が若者をターゲットにした日本酒の販売を始めました。コロナで落ち込んだ日本酒業界に新風を吹き込みます。
タッグを組んだのは、白石市の蔵王酒造と富谷市の内ケ崎酒造店です。
共同で販売する日本酒は、ケロハナ87です。2人の社長が1987年度生まれという共通点から始まった企画、代表銘柄同士の蔵王と鳳陽を1:1でブレンドして、日本酒離れが進む若者をターゲットにアルコール度数は13%と低めにしました。
米の不足や高騰に対応するため、酒米を削る精米歩合は87%と限りなく抑えました。すっきりフルーティーな味に仕上がっています。
蔵王酒造渡辺毅一郎社長「素材の味、すっきりしたお料理と合わせていただくと非常においしいかなと思います
内ケ崎酒造店内ヶ崎啓社長「若い人がラベルもかわいいとか、日本酒に興味を持ってもらえるようになっていけば」
販売は宮城健の酒店で1本1987円、4000本限定販売となります。