JR仙台駅前にある旧さくら野百貨店が入っていたビルについて、一帯の7割を所有するディスカウント店ドン・キホーテの運営会社が、再開発を白紙にしたことが分かりました。

 旧さくら野ビルは2017年2月に閉店後、8年以上にわたり再開発が進まずにいましたが、11月から本格的に解体工事が始まっていました。

 一方、運営会社によりますと建築資材費や人件費の高騰などの要因が重なり、跡地の再開発を断念したということです。

 一帯の土地は、ディスカウント店ドン・キホーテの運営会社が約7割を所有していますが、他にも複数の地権者がいてこれまで再開発へ向けての合意形成が難航していました。