支倉常長が率いた慶長遣欧使節の歴史的な意義を考えるシンポジウムが、仙台市宮城野区で開かれました。
このシンポジウムは、宮城県石巻市の慶長使節船ミュージアム「サン・ファン館」を運営する協会などが開いたもので、市民ら300人以上が参加しました。シンポジウムでは「サン・ファン館」の平川新館長が、慶長遣欧使節の歴史的意義について講演しました。
平川新さん「伊達政宗の外交を分析するということは、戦国大名がやっていた外交のあり方を分かりやすく分析できる。しかも資料がたくさんあります。そういう意味ではここからモデルを検証することが可能です」
また、使節とゆかりのあるスペインなどの都市と交流を深める「支倉都市同盟」についても説明されました。