香港の高層マンションで発生した大規模な火災で、これまでに44人が死亡し、58人が負傷しています。

 現地時間26日午後3時ごろ、香港北部・大埔の高層マンションで火災が発生しました。

 地元メディアによりますと、これまでに殉職した消防士1人を含め、44人が死亡しました。

 また、38人が重体で、うち15人が深刻な状態だということです。

 現時点で日本人の被害は確認されていません。

 現地当局によりますと、外壁の竹を使った工事用の足場が強風で激しく燃えたうえ、その残骸が飛び散り付近の7棟に延焼したということです。

 現在も鎮火していません。

 また、地元メディアは27日午前、この火災に関連して警察が工事会社の責任者ら3人の男を逮捕したと報じました。