宮城県女川町は26日、公式Xで、町内でクマが目撃されたとしてクマの画像と共に注意を呼び掛ける投稿をしましたが、この画像が偽物だったことが分かりました。
女川町によりますと26日午前9時ごろ、女川町大原地区の集合住宅に住む人から、「昨夜、クマを撮影した」と町へ通報がありました。町内でのクマの目撃情報は2010年以来15年ぶりで、町は公式Xに画像を投稿して注意を呼び掛けると共に、専門機関に画像を提供して真偽を確認していました。
関係者によりますと、午後4時ごろ、画像を提供した人物が交番に現れ、「画像はフェイクだ」と説明したということです。同僚をだまそうとしてクマの画像を作成して共有したところ、信じた同僚が町に通報したということです。
警察が偽計業務妨害にあたるかどうか慎重に調べていて、町も今後の対応を検討しています。