東北農政局が自治体関係者を対象に研修会を開催し、クマの侵入を防ぐのに有効な電気柵を紹介しました。

 研修会には、東北6県の自治体の担当者約100人がリモートで参加しました。

 クマの侵入防止対策として使われている電気柵のうち、冬も有効な恒久電気柵が紹介されました。

 従来の簡易的な電気柵は寒さの影響で冬場に劣化しやすく、毎年設置と撤収を繰り返さなければなりません。鉄製のワイヤーを使う恒久電気柵は、強度があるため通年で設置でき維持や管理が手軽だということです。

 東北農政局は、今後も被害の防止に向けた支援を続けていく方針です。