認知症の人とその家族が地域で共生できる社会を目指そうと、仙台市はチームオレンジを立ち上げ、仙台市で活動する支援団体に登録証を交付しました。

 仙台版チームオレンジには仙台市で活動し認知症の人やその家族、地域の人などが交流する認知症カフェの4団体が登録され、郡市長から登録証が手渡されました。

 郡仙台市長「皆様の活動は認知症に対する市民の理解を深め、そして新しい認知症観を広げ誰もが安心して暮らせる社会を広げていくことにつながると確信をしているところでございます」

 オレンジ色は認知症支援のシンボルカラーとされていて、国は地域ごとに認知症の人や家族のニーズに合った支援につなげる仕組みとしてチームオレンジの整備を推進しています。

 登録団体代表「認知症の本人だけではなくて、地域の方たちがそれを聞いて認知症になっても自分がこんなふうに歌ったり楽しくやれるということを発信していくことで、地域の方たちに認知症のことを理解していただけるのではないかなと感じておりました」

 仙台市では、今後もチームオレンジの登録団体を増やしていきたいとしています。