韓国の李赫(イ・ヒョク)駐日大使は日本記者クラブで会見を行い、現在の日中関係において韓国政府には関係改善に貢献する役割があるという認識を示しました。
李赫駐日大使 「日中関係もよくなるような雰囲気を作るのが韓国政府の役割ではないかと思います」
李赫駐日大使は「安定した韓国と中国、それに日本と中国の関係発展が東アジア地域の安定のために非常に大事だ」と強調しました。
そのうえで、韓国政府には日中関係の改善に向けた雰囲気作りをする役割があると述べ、日中関係の仲裁への意欲を示しました。
また、李赫大使は今年で国交正常化から60年を迎えた日韓関係の進展を高く評価し、隣国同士が「共同体」として協力し合うことへの期待感を示しました。