楽天イーグルスは5日、新人選手の入団会見を開催しました。ドラフト1位の藤原聡大投手は、目標に沢村賞を掲げました。

 入団会見では、はじめにドラフト1位の藤原聡大投手が、背番号13のユニフォーム姿で登場。育成ドラフトで指名された選手を含む12人のルーキーたちが参加しました。

 藤原聡大投手「真っすぐとスライダーに自信があるので、それを軸に東北の地にリーグ優勝、日本一を届けられるようなワクワクさせられるような投手になれるように頑張ります」

 藤原投手は、シーズンで最も活躍した先発投手に贈られる沢村賞を目標に掲げました。ファンからルーティンを聞かれると。

 藤原聡大投手「大学時代から試合の2日前ぐらいに温泉に行くようになって勝ち星がついてきたので、プロの世界でも試合前に温泉に行って整いたいと思います」

 ドラフト2位の伊藤樹投手は秋田県出身で、中学高校の6年間を宮城県で過ごし、仙台育英時代には2度甲子園に出場しました。

 伊藤樹投手「また宮城に戻ってきて東北の一員としてプレーすることができるというところに、本当に喜びを感じています。秋田開催もあるので、こまちスタジアムを何とか僕の力で埋められるように必死で頑張りたいなと思ってます」

 憧れの選手は、2026年シーズンでプロ20年目を迎える岸投手です。

 伊藤樹投手「僕自身も長い間プロ生活を送りたいという目標を持っているので、その道を長くやられている方に積極的にアドバイスを聞いて頑張りたいなと思います」

 東北にゆかりのある選手がもう1人。ドラフト4位、福島県出身のキャッチャー大栄利哉選手です。

 大栄利哉選手「目標は体作りです。ゆくゆくは楽天イーグルスの軸になれるような選手になりたいと思います。よろしくお願いします」

 球場で選手が考案したグルメを出すとしたら?、という質問には伊藤投手がいぶりがっこと答えるなど多くの選手が出身地の名物を挙げましたが、大栄選手は。

 大栄利哉選手「ケバブが好き」

 大好物を挙げ、会場を沸かせました。

 大栄利哉選手「ケバブを出してもらえたらうれしいです。(福島名物)サンマのぽーぽー焼きがおいしいので、出してもらえたらうれしいです」