宮城県気仙沼市が、離島の大島で整備を進めるモノレールや関連施設の概要が明らかになりました。亀山テラス360°KesennumaOshimaです。

 亀山は、気仙沼市大島にある気仙沼の海を一望できる標高235メートルの山で、市は東日本大震災で被災したリフトに代わってモノレールの整備を進め2026年7月の開業を目指しています。

 市が12月定例会に提出した関連議案によりますと、モノレールは定員20人で2両編成、中腹から山頂までを20分で往復します。料金は中学生以上が1200円、小学生は600円です。

 山の中腹に駅舎や駐車場などを整備し、山頂周辺にはテラスやカフェ、トイレ休憩施設などができる予定です。

 気仙沼市は年間の利用者6万2000人を目標にしていて、気仙沼観光の目玉として市内外の事業者と連携し誘客を図りたいとしています。