日産自動車は横浜市の市街地で行っている自動運転の実証実験を初めて報道向けに公開しました。

 日産などが進める実証では29のセンサーやカメラを搭載した車がAI(人工知能)で周囲の状況を認識、予測しながら走行します。

 あらかじめ募集した参加者がアプリで車を呼び、横浜市内に設けた26地点の間を移動します。

 トラブルに対応できるようスタッフは同乗しますが、運行状況の管理などは遠隔で行います。

男性利用者(60代) 「あと10年したら免許返上しないとならない歳になってくると感じると、早く自動運転って普及してもらいたいなというふうに思って(利用した)。きちっと曲がるとこ曲がって、これだったら全然、怖くなく乗れるなというふうに思いました」

 実証は来年1月末まで行い、課題を改善したうえで、2027年度に無人での走行を目指します。