「将棋オールスター東西対抗戦」が14日に開かれるのを前に、トップ棋士12人が会場となる神宮会館で会見に臨み、意気込みを語りました。

 将棋オールスター東西対抗戦は、日本将棋連盟に所属する棋士のうち、予選を通過した3人とファンからの投票で選ばれた3人がチームとなり、東軍と西軍として対局する団体戦です。

 対抗戦の会場の神宮会館で13日、両軍合わせて12人のトップ棋士が会見を開きました。

西軍 藤井聡太六冠 「昨年、チームは5勝1敗で勝利できたが、その1敗が私で少しさみしい思いもありましたので、今年はチームに貢献できるように精一杯頑張りたい」

東軍 伊藤匠二冠 「昨年も第5戦という最後を任せていただいたが、その時はチームが4連敗ということで、すでに負けが決まっってしまった場面でしたので、今回は良い場面で対局出来ることを期待しつつ、自分自身も良い将棋が指せるように精一杯頑張りたい」

 一手30秒の超早指しで対局する東西対抗戦は、14日午後に始まります。