防犯カメラが捉えたのは、国道を暴走する1台のスポーツカー。前に走る車のスピードと明らかに違うことが分かります。

 その後、交差点周辺で乗用車に追突する事故が発生。追突された乗用車の後ろ部分が大きくへこんでいることが分かります。

目撃者 「当てられた車が衝撃で後部座席の後ろのドアが開いて、子どもが飛んでいっちゃって…」

 飛ばされた男の子と50代の祖父母が重傷を負いました。

 暴走したスポーツカーを運転していたのは無職の野田隆徳被告(46)。時速およそ122キロで車線変更して追突したとして危険運転致傷の罪に問われた16日の初公判で…。

野田隆徳被告 「間違いないです」

 検察側は、防犯カメラの映像からスピードがおよそ147キロに達していたと算出でき、ブレーキを掛けずに追突したと指摘しています。