政府は、UAE=アラブ首長国連邦のムハンマド大統領を来年、2026年2月に国賓として招待すると発表しました。原油の安定供給に向けて関係を強化するほか、宇宙やAI分野でも協力を深める方針です。
木原官房長官 「ムハンマド大統領の訪日を通じ、包括的戦略的パートナーである両国の間で幅広い分野における友好・協力関係が深まることを期待いたします」
UAEのムハンマド大統領は2026年2月8日から10日までの日程で来日し、天皇陛下と面会するほか、高市総理大臣との会談も予定されています。
日本はUAEから全体のおよそ4割の原油を輸入していて、首脳会談ではエネルギーの安定供給の継続を求める見通しです。
また、UAEが原油に代わる産業として先端技術分野に注力していることから、AIのデータセンターの構築や宇宙分野での連携も深めたい考えです。