スキー場でエスカレーターに挟まれた5歳の男の子が死亡しました。

 警察などによりますと、28日午前10時ごろ、北海道小樽市の朝里川温泉スキー場にあるエスカレーターの降り口付近で、後藤飛向ちゃんが右腕を挟まれました。

 通報からおよそ40分後に救出されましたが、死亡が確認されました。

スキー場の職員 「(ふたが)開いていて、腕が入っていた。真っすぐ来た時に(何かが)引っ掛かって開いて止まる(仕組み)」

 職員によりますと、エスカレーターには物が引っ掛かった時点で自動的に停止する装置がありましたが、作動しなかったということです。

 朝の点検では異常はなかったとしています。

 警察は安全性などを含め、事故の原因を詳しく調べています。