高級外車を時速200キロ以上で走行して乗用車に追突し、夫婦2人を死亡させた罪に問われている男に検察側は懲役15年を求刑しました。

 彦田嘉之被告(56)は2020年、首都高速の湾岸線で「ポルシェ」を時速200キロ以上の制御困難な速度で運転して乗用車に追突し、夫婦2人を死亡させたなどとして危険運転致死の罪に問われています。

 今月16日の裁判で、検察側は「道路が自分一人のためのものであるかのような態度で走行した」などと指摘し、懲役15年を求刑しました。

 弁護側は「無謀な高速度で走行しているだけでは危険運転致死罪は成立しない」として、より刑が軽い過失運転致死の罪にとどまると主張しました。

 彦田被告は最後に「申し訳ない気持ちと償いの気持ちを忘れずに生きていきたい」と謝罪しました。