今回の衆議院選挙は、解散から16日間という異例の短さで、更に36年ぶりに真冬の選挙になりました。
超短期決戦の真冬の選挙、準備に追われる選挙管理委員会の職員が衆議院の解散を知ったのは、2週間ほど前の高市総理が解散を検討という新聞のネットニュースでした。
県選管太田雅俊主幹「時期としてはまだ早い、総選挙が行われると想定していなかったので、あ、もうやるのかというのが正直な受け止めでした。正直に言うと、大変でしたね」
この2週間、職員は休日返上で公示までの準備に追われたということです。
真冬の選挙となった今回の衆院選、宮城県は山沿いに大雪が降る豪雪地帯もあります。 太田雅俊主幹「どうしても雪の影響が、選挙日程が示されたときに懸念される市町村もありましたが、宮城県に関しては天候にも恵まれて大きな支障までは出てないと考えている」
太田さんによると、真冬の選挙で投票所までの除雪が必要になったり投票所に暖房を置いたりと、地域によっては準備の苦労もあるということです。
専門家は真冬の選挙をどう見ているのでしょうか。地方政治や選挙に詳しい拓殖大学の河村和徳教授は、2月は受験や期末試験のシーズンなので若い人の投票に影響が出ると指摘します。
河村和徳教授「入学試験や期末試験の時期なので、試験漬けになっているところに選挙どころじゃないという話になってしまって、投票習慣をつける上ではマイナスであると」
更に候補者の選挙運動も変わってくるといいます。
河村和徳教授「試験が行われる所は、声を小さくしてくださいと。大きい声やめてくださいという話が出るわけで、日本の選挙の風物詩の選挙カーがよろしくお願いしますがやりにくい」
今後は投票日に向けて天候も気になります。
河村和徳教授「投票日は大雪が降るかもしれませんから、期日前投票をお願いしますと呼び掛けが行われると思うが、なかなか自然の話は簡単ではない。そういう中で投票率は下がりやすいと思う」