アメリカとイスラエルによるイラン攻撃を巡り、フランスのマクロン大統領は「イラン政権は誠実な交渉に着手する以外に選択肢がないことを理解しなければならない」と表明しました。
フランスのマクロン大統領は28日、SNSで「アメリカ、イスラエル、イランの間で戦争が勃発したことは、世界の平和と安全に重大な影響をもたらしている」と述べました。
そのうえで、「イラン政権は核及び弾道ミサイル計画、地域の不安定化をもたらす行動を終結させるため、誠実な交渉に着手する以外に選択肢がないことを理解しなければならない」と主張しました。
「イスラム体制によって行われてきた虐殺は、その正当性を失わせるものであり、国民に再び発言の場を取り戻させる必要がある」とイランの体制転換の必要性にも言及しています。
また、スペインのサンチェス首相は28日、「エスカレーションを招き、より不確実で敵対的な国際秩序につながるアメリカ及びイスラエルによる一方的な軍事行動を拒否する」と主張する一方で、「イラン政権及び革命防衛隊の行動も拒否する。我々は中東における新たな長期かつ壊滅的な戦争を容認することはできない」と主張しました。
そのうえで、「即時の緊張緩和と国際法の完全な遵守を要求する」と述べ、「今こそ対話に立ち戻り、この地域のための持続可能な政治的解決を達成すべき時である」と表明しています。
EU(ヨーロッパ連合)のフォンデアライエン委員長は28日、「核の安全を確保し、緊張をさらに高める可能性のある行動や国際的な不拡散体制を損なう行動を防ぐことは極めて重要だ」と主張しました。
そのうえで「すべての当事者に最大限の自制を求め、民間人を保護し、国際法を全面的に尊重するよう」呼び掛けました。