宮城県石巻市で女性教諭が上司からパワハラを受けて死亡したとして、遺族が宮城県に約1億円の賠償を求め裁判を起こしました。

 「先生の仕事の後始末をするのはもうたくさんです」「不愉快ですので教務部会にも出ないでください」

 石巻西高校に勤務していた30代女性教諭は2020年、同じ学校の主任だった男性教諭から心理的に追い詰めるような内容が書かれたメモを受け取り、自ら命を絶ちました。

 女性教諭の父親「仕事を楽しみ教職を天職のように思っていました。一体学校で何があったのか。なぜ死ななければならなかったのか」

 女性教諭の両親は13日、上司の言動により女性が精神的な苦痛を受けたなどとして県に約1億円の賠償を求めて仙台地裁に訴えを起こしました。

 女性教諭の父親「娘の尊厳も傷ついたままです。これまでの調査及び事実認定に不十分な点があることを明らかにしたいと思っています」

 県教育委員会は、男性教諭を停職3カ月の懲戒処分としていて「訴状が届き次第適切に対応する」とコメントしています。