東京都内で拾った保険証の持ち主になりすまして病院で診察を受けるなどしたとして、住職で無保険の男が逮捕されました。男は2年間で115回診察を受けていました。

 住職の廣利輝和容疑者(55)は2月、他人の保険証を使って大阪市内の医療施設で診療を受けたほか、医薬品を受け取るなどした詐欺の疑いが持たれています。

 捜査関係者によりますと、廣利容疑者はおととし3月、東京・上野で面識のない男性の保険証を拾いました。

 廣利容疑者は国民健康保険に加入しておらず無保険の状態でしたが、拾った保険証を使っておよそ2年間で東京や大阪、兵庫などの20以上の病院などで115回にわたり診療を受けていたということです。

 保険の組合から「不自然な診療がある」と警察に相談があり、事件が発覚しました。

 取り調べに対し容疑を認めたうえで「同じ病院で反復使用すれば、いずれ警察にばれると思ったので、いろんな地域で使用した」などと話しています。