香港からイギリスに亡命した民主活動家を監視していた中国とイギリスの二重国籍の男2人がスパイ活動をしていたとして有罪判決を受けました。

 BBCなどによりますと、ロンドンの裁判所は7日、ロンドンの香港経済貿易代表部の元幹部職員だったユエン被告と、イギリスの国境警備隊の元隊員ワイ被告がスパイ活動をしたとして、国家安全保障法違反の罪で有罪判決を出しました。

 2人は民主活動家らの個人情報や入国歴を香港の情報機関に流すなどしていました。

 イギリスで中国のスパイに有罪判決が出たのは初めてということで、最長14年の禁錮刑が科される可能性があります。

 ユエン被告は香港の元警察官でした。

 裁判で検察官は、2人が香港や中国のために「影の警察活動」の任務を課されていたという見解を示しました。

 この判決に対し、在イギリスの中国大使館は「イギリス側が容疑を捏造した」と非難しています。

 民主活動家には、香港当局から日本円でおよそ2000万円の懸賞金がかけられていました。