半導体大手のロームは12日、昨年度の純損益が1584億円の赤字で、2期連続の最終赤字になったと発表しました。

 電気自動車市場の成長が想定を下回ったことを受け、EVなどに使われるパワー半導体の生産設備を中心に、1936億円の減損損失を計上しました。

 この減損計上で償却費が大きく減少することから、今年度の純損益は290億円の黒字に転じる見通しです。

 ロームは自動車部品メーカーのデンソーから買収提案を受けていましたが、先月、デンソーが買収提案を撤回しました。

 現在は東芝、三菱電機と電気自動車などのモーター制御で使われるパワー半導体事業の統合に向けた協議を続けています。

ローム 東克己社長 「強い連合を構築し、グローバル市場で持続的に競争力を発揮できる体制を確立したい」

(2026年5月13日放送分より)